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- 科名・属名 : アカバナ科 チョウジタデ属
- 特徴 :
草丈約1mの1年草。帰化。
茎は直立してよく分枝し、無毛で4稜がある。
葉は互生し、披針形〜狭楕円形で、長さ5〜12cm、幅1.5〜3cm。先は鋭く、ほぼ全縁で基部は茎に流れ翼となる。
花は葉腋につき、径約3cm、花弁は4個で黄色、水平に開く。
果実(刮ハ)は円筒状で長さ1〜2cm。4稜がある。
別名 アメリカミズキンバイ
- 分布・生育地 :
帰化(熱帯アメリカ原産)(本州〜九州に帰化) (国外:アジア地域に帰化) 水田や湿地
- 花期 : 8〜10月
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 2003年9月3日 高知県南国市 中上・全体2 1998年9月20日 千葉県野田市 (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック) 中下・花1 2018年8月19日 群馬県佐波郡 左下・花2 2022年8月29日 神奈川県川崎市 右上・葉 2018年8月19日 群馬県佐波郡 右下・茎 2019年8月30日 高知県高岡郡
- 撮影記 :
水溜りの残るような休耕田は湿地性の植物の宝庫だ。ただ、休耕田も2〜3年放置されるとヨシなどに覆われ、豊富だった水田雑草もすっかり消えてしまう。
この花もそんな休耕田で見つけた。自生種ではなく熱帯アメリカからの帰化で、関東以西の地域で見られるようになった花だ。
チョウジタデの別名タゴボウによく似て茎にヒレがあることから和名がつけられている。
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