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- 科名・属名 : アカバナ科 マツヨイグサ属
- 特徴 :
草丈30〜60cmの多年草。逸出帰化。
茎は直立し、無毛か白い短毛が密生する。開花前は下に垂れている。
葉は互生し、倒披針形〜狭楕円形で、長さ2.5〜9cm、幅0.3〜3cm。波状に中裂し、粗い鋸歯がある。
花は茎の上部の葉腋に少数つき、径2.5〜4cm。花弁は4個、紅紫色〜白色、倒卵形で先は凹む。葯は長さ6〜16mm、子房には剛毛があり、柱頭は花時に葯の上方にある。
果実(刮ハ)は根棒状〜倒卵状で8稜があり、長さ0.5〜1.2cm。種子は赤褐色、紡錘形で長さ1〜1.5mm。
- 分布・生育地 :
逸出帰化(北アメリカ原産) (国外:世界の温帯域に広く逸出) 空地、道端、草地
- 花期 : 5〜9月
- 撮影月日・場所 :
上・全体 2005年4月22日 沖縄県石垣島 (上は拡大写真あり、写真をクリック) 中・花 2017年6月6日 東京都大田区 下・葉 同 上
- 撮影記 :
庭に植えられているものや逃げ出して路傍で咲いているのもよく見かける。逸出までは撮影の範囲と決めているが、どちらともいえない微妙な場所で咲いている花も多い。
この写真は沖縄の海を見下ろす草地の一角に固まって咲いていたもので、わざわざ沖縄で撮影する花ではないが、淡いピンクの花に何となく優しさを感じ、思わずカメラを向けた。
花は夜咲くが昼間も咲いていて、ツキミソウ(マツヨイグサ)に似ていてから和名がつけられている。
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