ケミズキンバイ(毛水金杯)

Ludwigia adscendens


ケミズキンバイ

  • 科名・属名
  • : アカバナ科 チョウジタデ属

  • 特徴

  •  草丈25〜50cmの多年草。
     茎は水上に浮かび根を下ろす。
     葉は倒卵状楕円形〜狭長楕円形で、長さ4〜7cm、幅1〜3cm。先は鈍頭〜円頭で、上面は無毛、裏面は白毛がある。
     花は葉腋に1個つき、径2〜2.5cm、花弁は5個、白色で中心部は黄色。花柄や萼片、花盤には白毛が密生する。

  • 分布・生育地

  •  沖縄  水中

  • 花期
  • : 7〜12月(1年中?)

  • 撮影月日・場所

  •  2006年8月6日 沖縄県宮古島
     上は拡大写真あり(写真をクリック)
     アップ  同 上

  • 撮影記

  •  日差しが肌に突き刺さるような真夏の宮古島、ここではないかと目星をつけた場所にその花は咲いていた。名前の通り白い毛に深い覆われた蕾、花も白くミズキンバイとは全く違う花だった。
     初めての花との出会いは嬉しい、それが偶然の出会いや人に案内されたりしても。しかし、数少ない情報や生育環境などから推測し、そのとおりに見つけた時はもっと嬉しい。
     撮影に夢中になり、気がつくともう飛行機の時間が迫っていた。海の青さは素晴らしいものの、花では今一つと思っていたこの島だったが、すっかり好きになってしまった。
     それにしても南の島の花期は難しい。この花も12月の大東島でも咲き残りがあったし、3月に撮影した仲間もいる。

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花アップ