アカザ(藜)

Chenopodium album var. centrorubrum


アカザ1

  • 科名・属名 : アカザ科 アカザ属
     注.APG分類ではヒユ科(AMARANTHACEAE)アリタソウ属(Dysphania)

  • 特徴 :
     草丈60〜120cmの1年草。史前帰化。
     シロザの変種で、シロザの芽心が白色を帯びるのに対し、芽心が紅紫色の粉状物に覆われるもので、葉にも赤味が多い。
     古い時代に中国から食用として持ち込まれたといわれ、現在でも栽培され食用になる。

  • 分布・生育地 :
     帰化(ユーラシア原産)  荒野、原野

  • 花期 :  9〜10月

  • 撮影月日・場所 :
     1996年6月15日  群馬県桐生市
     下 2009年10月10日  静岡県静岡市

  • 撮影記 :
     若葉の頃は芽心の部分が紅紫色を帯びて美しいが、成長すると下の写真のように1mを超える大きさなり、よく枝分かれするので、まるで別の花のように見える。
     若葉は食べられ栽培もされるそうであるが、残念ながらまだ食したことはない。

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アカザ2