カワラアカザ(川原藜)

Chenopodium virgatum


カワラアカザ

  • 科名・属名
  • : アカザ科 アカザ属

  • 特徴

  •  草丈30〜70cmの1年草。
     茎は直立して分枝し、赤みを帯びることが多い。
     葉は互生し、広線形〜広卵形で下部の葉は柄があり、鈍頭。上部の葉はより細く、先は鋭い。
     花序は細く、穂状花序となり、種子は一部が深く湾入する。

  • 分布・生育地

  •  本州〜沖縄  海岸、川原

  • 花期
  • : 7〜10月

  • 撮影月日・場所

  •  2012年10月26日 東京都福生市
     中・胞果   同 上
     下・葉 2012年10月30日 東京都府中市

  • 撮影記

  •  海岸や川原に多いことはマルバアカザに似るが、葉が細くて小さく、花序も細いことが違いである。
     多摩川でも中流域あたりでは、石ころだらけの川原で多くの株を見ることができる。
     秋も深まってくると、果実(胞果)や葉などが赤味を帯び、それなりに美しい。

    同じ科の仲間の花
胞果

葉