ホソバキンゴジカ(細葉金午時花)

Sida acuta


ホソバキンゴジカ

  • 科名・属名
  • : アオイ科 キンゴジカ属

  • 特徴

  •  草丈1〜1.5mの1年草または多年草。帰化。
     茎は直立または斜上し、よく分枝する。
     葉は互生し、披針形〜線形で、長さ1.5〜7.5cm、幅0.5〜1.5cm。両面無毛または疎らに星状毛があり、縁には全体に不揃いな鋸歯、基部は広いくさび形。葉柄は2〜5mm短く、基部に長さ約1cm程度の托葉がある。
     花は茎頂や葉腋に1〜数個つき、淡黄色で5弁、径約1.5cm。分果は6〜10個。

  • 分布・生育地

  •  帰化(中央アメリカ原産)  道端、空地

  • 花期
  • : 8〜10月

  • 撮影月日・場所

  •  2007年9月9日 愛知県田原市
     下・葉   同 上

  • 撮影記

  •  愛知県渥美半島に海浜植物を撮影に出かけた帰り、バス停までの長い道のりと残暑に参りかけた頃、道端でキンゴジカの花を見つけた。
     キンゴジカなら、葉の中部以上に最も広い部分があり、それより基部に鋸歯はない。
     この葉は細くて特に中部以上が広いわけではなく、鋸歯もほぼ全体にある。
     自信を持って同定したわけではないが、消去法から関東地方以西に帰化している本種とした。

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葉