タイワンイチビ(台湾青麻)Abutilon asiaticum |
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草丈50〜200cmの多年草。 茎は直立して亜低木状になって疎らに分枝する。 葉は卵円形で、長さ7〜10cm。先は鋭頭で、縁には低く鈍い鋸歯があり、表面にはシワが多く、裏面には柔毛がある。葉柄は1.5〜13cm。 花は茎頂または葉腋につき、花冠は黄色で径約2cm。花弁は5個。 分果は鋭頭または真っ直ぐな鉤がある。 九州(奄美大島以南)〜沖縄 畑、荒地 2006年8月5日 沖縄県宮古島 下 同 上 タカサゴイチビを見ていたので、葉にシワの多いというこの花にも出会いたかった。とはいってもこの花も畑の雑草として嫌われ者である。 宮古島で春先季節外れのこの花を見ていたが、夏やっと本来の時期の花を見た。 春先は50cmに満たない株であったが、夏のは2m近くもあり特徴ある丸い果実もいくつかついていた。しかし、時期には大きくなるものだなと思った。 本土にはイチビが帰化しているが、本種との違いはよくわからなかった。 同じ科の仲間の花 |