ヤノネボンテンカ(矢の根梵天花)

Pavonia hastata


ヤノネボンテンカ1

  • 科名・属名 : アオイ科 ヤノネボンテンカ属

  • 特徴 :
     高さ0.5〜2mの落葉低木。園芸逸出。
     葉は互生し、葉身はほこ形、長さ3〜10cm。側羽片は開出し、先はやや尖り、基部は切形、縁には波状の低い鋸歯がある。表面はやや光沢があり、両面に細かな星状毛がある。
     花は細い花茎の先に点頭し、径4〜6cm、朝開き、夕方に萎む。花弁は5個、淡桃色で赤色の脈があり、花芯には暗紅色の斑紋がある。萼は5裂し、花柄は長さ4〜7cm。
     果実(分果)は5個、網状脈があり、背面に隆起条がある。

  • 分布・生育地 :
     逸出帰化(南アメリカ原産)
     空地、荒地

  • 花期 :   8〜10月

  • 撮影月日・場所 :
     上・全体1 2018年9月18日  神奈川県川崎市
     中上・全体2、以下全て    同  上
     (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック)

  • 撮影記 :
     9月半ばといってもまだ残暑が厳しい1日、秋の花の撮影に多摩川の河原を歩いた。
     この時期花らしい花といえばキクイモぐらいで、地味なイネ科やキク科の植物が多い。
     そんな中、アオイ科と思われる目立つこの花が川岸に生えていた。
     園芸種の逸出とすぐにわかり、帰って調べると名前だけは聞いたことのあったこの花だった。
     20世紀初めに観賞用に導入され、最近しばしば逸出が確認されているようだ。

  • 葉(表)

    葉(裏)

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ヤノネボンテンカ2

花1

花2

花3(萼)