エチゴキジムシロ(越後蓆)

Potentilla togasii


エチゴキジムシロ

  • 科名・属名
  • : バラ科 キジムシロ属

  • 特徴

  •  草丈10〜30cmの多年草。
     葉は奇数羽状複葉で5個の小葉からなるが、下の1対はなくなることも多い。小葉は楕円形で鋸歯がある。
     花は細い花柄の先にまばらにつき、黄色の5弁花で径1〜1.5cm。

  • 分布・生育地

  •  本州(中部以北の日本海側) 丘陵、山地

  • 花期
  • : 4〜7月

  • 撮影月日・場所

  •  1996年7月14日 群馬県谷川岳
     下・葉 2005年7月9日 長野県八方尾根

  • 撮影記

  •  キジムシロによく似ているが、小葉の数が少ない(キジムシロは5〜9個、この花は5個も下1対は小さい)ことで分けられている。
     この仲間の花はどれもよく似ているので、違いをしっかり覚えて(時にはメモでも作り)忘れないうちに現場で確認して知識とするか、覚えるのが嫌になった場合は葉っぱもわかるように写しておき、後で図鑑と見比べることにすればいい。
     日本海側中心の分布で、平地では春から初夏に花を見るが、高い山では夏でも花を見ることが多い。

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