ホソバイブキシモツケ(細葉伊吹下野)Spiraea dasyantha var. angustifolia |
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高さ1〜1.5mの落葉低木。 幹を叢生し、若い枝には淡赤褐色で、白い毛を密生する。 葉は狭長楕円形で、長さ2〜7cm。先はやや鋭頭、基部はくさび形。中部より先に鋸歯または重鋸歯がある。 花は枝先に径2.5〜3.5cmの散房状の花序を出して多数つき、白色で径6〜8mm。雄しべは花弁とほぼ同長。 果実(袋果)は長さ約2mm、表面に軟毛があり、この密度の違いでイブキシモツケの変種とする場合がある。 本州(近畿地方以西)〜九州 山地の日あたりのいい岩礫地、石灰岩上 2014年4月20日 徳島県三好市 中・花、下・葉 同 上 イブキシモツケの果実(袋果)の表面の毛の密度の濃いものを、変種として区別する場合がある。 多くの図鑑では中間形があるので区別できないとされるが、この花を撮影した徳島県の「徳島県植物誌」では変種として扱っているので、ここでも撮影地に敬意を表して変種としたが、同一種の個体差の範囲とするのが正しいのかもしれない。 ただ、川岸の岩上に生えていたこの花は、まだ果実(袋果)の毛の違いは確認できなかったものの、和名のホソバ(細葉)の名の通り葉は細長かった。 同じ科の仲間の花 |
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