カジイチゴ(梶苺)

Rubus trifidus


カジイチゴ

  • 科名・属名 : バラ科 キイチゴ属

  • 特徴 :
     高さ2〜3mの落葉低木。
     茎は、初め軟毛や腺毛があるが、後に無毛になり、刺はない。
     葉は互生し、卵円形〜広卵形で掌状に3〜7深裂し、長さ幅とも6〜12cm。裂片の先は長鋭先頭で、縁には重鋸歯がある。表面は深緑色でやや光沢があり、裏面も緑色。
     花は枝先に3〜8個上向きにつき、径3〜4cm、花弁は白色で平開する。萼の外側には軟毛と腺毛が密生する。
     果実は球形で、径1.2〜1.5cm、橙黄色に熟す。

  • 分布・生育地 :
     本州(関東地方以西の太平洋岸)〜九州
     海岸〜沿海地の山地

  • 花期 :  3〜4月

  • 撮影月日・場所 :
     2006年3月4日  東京都伊豆七島
     下・果実 1996年7月13日    同  上

  • 撮影記 :
     関東以西の太平洋岸から九州にかけての海岸近くにあり、春先白い大きな花を咲かせる。
     島嶼固有の植物の撮影に出かけた伊豆七島では、島内のあちこちにこの花が見られた。
     刺の多い他のキイチゴ類と違って普通刺がないので、安心して触ることができる。
     和名は葉がカジノキ(クワ科)似ていることからつけられているが、あまりピンとこない。

  • 同じ科の仲間の花
果実