カラフトイバラ(樺太薔薇)

Rosa marretii


カラフトイバラ

  • 科名・属名
  • : バラ科 バラ属

  • 特徴

  •  高さ1m程度になる落葉低木。
     よく分枝し、茎や枝は無毛。
     葉は奇数羽状複葉で、小葉は7〜9個、長楕円形〜倒卵状長楕円形で、長さ3から4.5cm、幅1.5〜2cm。縁には細かい鋸歯があり、裏面の主脈上に軟毛がある。葉柄基部には一対の刺がある。
     花は枝先に1〜3個つき、淡紅色で径3〜4cm。
     果実は球形で、径1.2〜1.3cm、赤熟する。

  • 分布・生育地

  •  北海道、本州(長野、群馬の一部) 山地

  • 花期
  • : 6〜7月

  • 撮影月日・場所

  •  1994年7月2日 長野県菅平

  • 撮影記

  •  分布の中心は北海道で平地にも咲くが、本州では長野県や群馬県の一部に隔離的に分布するだけである。
     ツキヌキソウの撮影に出かけた菅平で、花を見つけた。
     残念ながら残り花で、美しい状態で撮ってあげられなかったのが残念だ。

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