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 - 科名・属名 : バラ科 サクラ属
  注.APG分類では、サクラ属の学名は(Cerasua)、属小名以下学名変わらず  
 - 特徴 :
  高さ5〜7mの落葉小高木。 
 枝は基部から分枝して傘状になり、若い枝は無毛。 
 葉は互生、葉身は倒卵形〜広楕円形、長さ3〜6cm、幅2〜4cm。先は尾状に長く伸び、基部は広いくさび形〜円形、縁に欠刻状の重鋸歯がある。両面に伏した毛を散生する。葉柄は長さ6〜8mm、斜上する毛がある。 
 花は葉の展開とほぼ同時に開花し、淡紅色〜白色、径1.2〜2cm、下向きに咲く。花柄は1〜1.3cm、無毛か微毛がある。花弁は5個、卵形〜倒卵形、基部は次第に狭まり、長さ8〜10mm、幅4〜8mm。花床筒は長い鐘形、萼片は披針形〜楕円形、疎らに毛が生える。雄しべは約26個、雌しべは長さ13〜16mm。 
 果実(核果)は径約7mm。  
 - 分布・生育地 :
  本州(富山・石川・福井・長野(南部)・岐阜、近畿・中国地方)、九州?(大分) (国外:日本固有)  岩上、蛇紋岩・石灰岩地)  
 - 花期 :  4〜5月
  
 - 撮影月日・場所 :
  上・全体 2023年4月11日  大分県由布市  (上は拡大写真あり、写真をクリック)  中・花、以下全て    同  上  
 - 撮影記 :
 
 春の花を撮影に訪れた大分県、地元の花仲間からこの花らしきものが見つかったとのことの話を聞いた。 
 調べると分布は本州中部〜中国地方までで、九州の分布の記載はない。ただ、目的地の近くだったので探してみることにした。 
 満開のヤマザクラの大木は見つかったが、他のサクラ類の花は見つからず、山道を戻る途中それらしき花に出会った。 
 特徴を調べてはいったのでヤマザクラなどとは違うとは思ったが、自信を持って同定はできずないため?とした。 
 分かる方にお教えいただければ幸いです。  
 
  
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