ナガボノアカワレモコウ(長穂の赤吾木香)Sanguisorba tenuifolia var. purpurea |
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草丈80〜150cmの多年草。 コバナノワレモコウの変種で、全体にやや大きく、花は紅紫色で花序もやや大きい。 北海道〜九州 湿地 2008年8月3日 群馬県尾瀬ヶ原 下・花 同 上 十数年振りに訪れた尾瀬ヶ原、花を撮り始めた頃は年に何回も訪れたものだが、最近はすっかりご無沙汰していた。 久し振りに訪れると、まず気がついたのは木道の整備が進んだことだった。以前は木道が湿地に沈み込み、足を濡らさずには歩けなかったような場所もあったが、その多くが2車線(人線)の高架に変っていた。その分、花からの距離が遠くなり、撮影しにくくなったのも事実だが。 次に気がついたのは登山(観光)客が少なくなったことだった。夏休みの混雑が嫌で敬遠していたため、盛夏の頃の花が未撮影になっていたのだが、今では気になるほどの人出はなかった。 懸案になっていたいくつかの花を撮影しホッとしたが、高層湿原でも真夏の暑さは逃れることができず、汗だくの一日だった。 同じ科の仲間の花 |