オオタカネバラ(大高嶺薔薇)

Rosa acicularis


オオタカネバラ

  • 科名・属名
  • : バラ科 バラ属

  • 特徴

  •  高さ1〜1.5mの落葉低木。
     葉は奇数羽状複葉で、小葉は5〜7個、楕円形〜長楕円形で、長さ約6.5cm、幅約3.5cm。頂小葉は鋭頭、縁にはやや粗い鋸歯がある。
     花は枝先に1(2)個つき、紅紫色で径4〜5cm。
     果実は倒卵状長楕円形で、長さ約2cm、黄赤色に熟す。

  • 分布・生育地

  •  北海道、本州(中北部)  高山

  • 花期
  • : 6〜7月

  • 撮影月日・場所

  •  2005年7月9日 長野県八方尾根
     下   同 上

  • 撮影記

  •  タカネバラが本州を中心に分布するのに対し、この花は中部地方以北から北海道にかけて分布する。
     蛇紋岩地の植物を撮影に出かけた北アルプスの八方尾根は、多くの草本植物が見られるが、この花とタカネバラの両方が見られる。
     小葉の数や先端が鋭いなどの違いを頭において、しっかりチェックして撮影した。
     梅雨の中休みで青空がのぞく気持ちのいい一日、花だけでなく残雪に彩られた素晴らしい景色も満喫した。

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花