オヤマシモツケ(御山下野)

Spiraea japonica f. alpina


オヤマシモツケ1

  • 科名・属名 : バラ科 シモツケ属
     注.APG分類では学名(Spiraea japonica var. japonica f. alpina)

  • 特徴 :
     高さ0.5〜1mの落葉低木。
     シモツケの品種で、花序や葉が著しく小さいものをいい、山地の岩石地に生える。

  • 分布・生育地 :
     本州〜九州 (国外:朝鮮、中国)
     山地の日当りのいい岩石地

  • 花期 :   5〜7月

  • 撮影月日・場所 :
     上・全体1 2001年7月7日  神奈川県箱根
     中・全体2 2018年7月3日    同  上
     (上、中は拡大写真あり、写真をクリック)
     左下・花、右下・葉    同  上

  • 撮影記 :
     箱根の山上部は岩石地で、いつも風が強く、生えている植物も矮小化したものが多い。
     本種もシモツケがこういった環境で矮小化したもので、品種の位置づけをされている。
     ということは、平地の環境で栽培してもこの性質は変わらないのだろう。
     はっきりした情報がないため分布域はシモツケと同様としたが、実態はよくわからない。

  • 葉

    同じ科の仲間の花
オヤマシモツケ2

花