トサシモツケ(土佐下野)

Spiraea nipponica var. tosaensis


トサシモツケ

  • 科名・属名
  • : バラ科 シモツケ属

  • 特徴

  •  高さ1〜2mの落葉低木。
     葉は互生し、倒披針形〜狭倒披針形で、長さ1.5〜5cm、幅3〜7mm。先は尖り、縁は全縁または上半部に鋸歯がある。裏面は粉白色。
     花は枝先に2〜3cmの散房花序となって多数つき、白色で径約7mm。
     果実(袋果)は長さ約3mm。

  • 分布・生育地

  •  四国(高知、徳島県) 山地の川岸の岩上

  • 花期
  • : 5月

  • 撮影月日・場所

  •  2003年9月28日  高知県幡多郡
     中・花、下・葉    同  上

  • 撮影記

  •  四万十川の川岸に、本来から咲いているはずのない時期にもかかわらず、小さな白い花が咲いていた。
     そのうち花の時期である5月に訪れ、枝一杯に咲く白い花を撮影してアップするはずだった。
     しかし、再訪の機会を逸したため、残念ながらみすぼらしい写真しか載せられなかった。
     ここでは、全体の写真ではなく、イワシモツケの変種で、葉の幅が細いという特徴を見て欲しい。

    同じ科の仲間の花
花

葉