ウラジロナナカマド(裏白七竃)

Sorbus matsumurana


ウラジロナナカマド

  • 科名・属名
  • : バラ科 ナナカマド属

  • 特徴

  •  高さ1〜3mの落葉低木。
     葉は互生し、長さ10〜20cmの奇数羽状複葉で、小葉は9〜13個(4〜6対)で長楕円形、長さ2〜6cm、幅1〜2cm。先は鈍頭または鋭頭、基部は頂小葉では切形から鈍形、側小葉では歪んだ円形。上半部の縁だけに鋸歯があるが、下半部は全縁。無毛で光沢がなく、裏面は粉白色。托葉は葉状で宿存する。
     花は直立する径6〜8cmの花序に多数つき、白色で径1〜1.5cm。花弁は広倒卵形〜円形で、長さ5〜6mm、平開する。花柱は5個。
     果実(梨果)は広楕円形で長さ8〜13mm、幅7〜10mm、赤熟する。果実の先には萼裂片が宿存し、普通内曲する。

  • 分布・生育地

  •  北海道〜本州(中部地方以北)
     亜高山〜高山帯

  • 花期
  • : 6〜8月

  • 撮影月日・場所

  •  2003年8月2日 長野県中央アルプス
     中・花 2011年7月25日 山梨県南アルプス
     下・紅葉 1977年9月25日 長野県中央アルプス

  • 撮影記

  •  本州中部地方以北〜北海道にかけての亜高山〜高山帯にかけては、この花とタカネナナカマドの2種のナナカマドが見られる。
     違いはこの花は、小葉にある鋸歯が全体につかず上半部だけにつくこと、花が上向きで平開し多数つくことが異なる。
     この写真は中央アルプスの千畳敷で、宝剣岳をバックに撮影したものであるが、紅葉を撮影してから同じ場所で花を撮影するのに四半世紀以上かかった。
     南アルプス北岳でも、登りの途中でよく見かける。

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花

紅葉