イワレンゲ(岩蓮華)

Orostachys iwarenge


イワレンゲ1

  • 科名・属名

  •  ベンケイソウ科 イワレンゲ属

  • 特徴

  •  草丈10〜20cmの多年草。
     地上部は10cm程度のロゼット状にになり、葉は倒披針形で長さ4〜6cm、幅2〜2.5cm。強く帯粉して白緑色となる。
     花はロゼットの中心から花茎を伸ばして塔状になり、花は密に多数つく。花弁は白色で花時には斜上する。
     葯は黄色で紅色にならない。

  • 分布・生育地

  •  本州(関東地方以西)、九州
     海岸の岩上、屋根上

  • 花期
  • : 9〜11月

  • 撮影月日・場所

  •  2005年11月12日 山口県
     中、下  同上

  • 撮影記

  •  関東地方でも茨城県や千葉県などの記録があり、咲いているはずの屋根が改修されていて見当たらなかった。
     それ以来、どこかにないかと探していたところ、山口県に現存していることを知り、花仲間の案内で現地へ出かけた。
     崩れかけた瓦屋根や雨どいの上にニョキニョキと生えているこの花に出会えた時は、思わず感激した。
     アップでわかるように、よく似たアオノイワレンゲが葯の色が暗紅紫色であるのに対し、本種は黄色であることで見分けられる。
     屋根上では赤土が露出したような場所に生えることから早晩改修される運命にあり、近いうちに絶滅してしまう候補のトップクラスの種ではないかと危惧される。

    同じ科の仲間の花
イワレンゲ2

花アップ