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- 科名・属名 : ベンケイソウ科 マンネングサ属
- 特徴 :
草丈10〜15cmの多年草。帰化。
茎は直立し、鮮緑色で赤みがない。
葉は普通4輪生するが、茎の一部では3輪生や対生のこともあり、初めは斜上することもあるが、花期には水平に出る。葉身は線状楕円形、長さ1.3〜2cm、幅2〜3mm。鋭頭でほぼ扁平、光沢があり赤みはない。
花は茎頂に集散状につき、枝を水平に広げ20〜40個つく。花弁は5個、菱状狭卵形で鮮黄色、長さ約4mm、開花時には平開する。雄しべは直立する。裂開前の葯は濃黄色で、裂開直後は普通赤みを帯びる。
- 分布・生育地 :
帰化(メキシコでの栽培品に基づき記載されたが原産地は不明)(本州〜九州に帰化) (国外:中国原産説もある) 道端や空地
- 花期 : 4〜5月
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 2008年5月17日 東京都八王子市 中・全体2、以下全て 同 上 (上、中は拡大写真あり、写真をクリック)
- 撮影記 :
この花、帰化種ということもあり特に探すわけでもなくそのうち出会えるだろうと思っていた。
しかし、近所で見られるのはツルマンネングサばかり、こんな普通種が載せられないのはと気にかかっていた。
ある日、遠征予定もなく近場の多摩丘陵に散歩に出かけたところ、駅を降りたすぐの空地にマンネングサの花を見つけた。
ツルだろうと近寄ってみると葉の感じが違う、よく見ると葉は4輪生していてへら形ではない、探していたこの花だった。思わぬ場所での出会いに儲けた気分になった。

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