オカタイトゴメ(丘大唐米)

Sedum japonicum subsp. oryzifolium var. pumilum


オカタイトゴメ1

  • 科名・属名 : ベンケイソウ科 キリンソウ属

  • 特徴 :
     草丈4〜8cmの多年草。帰化。
     葉は密に互生し、長楕円形で長さ3mm、幅1.5mm。先は円頭で断面は半円形。
     花は茎頂に集散状に数個つき、花弁は黄色で径約8mm、花茎の中心部に咲く花は5数性であるが、2番目以降は4数性。雄しべは花弁より短い。

  • 分布・生育地 :
     帰化(原産地不明) (国外:不明)
     道端、荒地、家周辺

  • 花期 :   6〜7月

  • 撮影月日・場所 :
     上・全体1 2006年7月11日  東京都日野市
     中上・全体2 2018年5月28日  神奈川県川崎市
     (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック)
     中下・花序 2006年7月11日  東京都日野市
     左下・花 2018年5月28日  神奈川県川崎市
     右下・葉    同  上

  • 撮影記 :
     いつもよりずいぶん早い山の帰りだったので、自宅まで歩こうと高速のバス停から歩き始めると、すぐの道端に咲いていた。
     株は見たことがあったが、花に出会うのは初めてだった。
     タイトゴメによく似ているが、タイトゴメが海岸の岩上に生えるのに対し、名前のオカ(丘or岡)のとおり内陸部で見られ、葉の断面は半円形である。
     元々栽培植物で、それ逸出帰化したものらしいが、何種かの手持ちの図鑑を調べても詳細は記載されていないため、詳細は不明だ。
     かなり増えているようで、街中のブロック塀の根元や石垣の隙間などでよく見かける。

  • 葉

    同じ科の仲間の花
オカタイトゴメ2

花序

花