セイタカベンケイ(背高弁慶)

kalanchoe tsarananensis


セイタカベンケイ

  • 科名・属名

  •  ベンケイソウ科 リュウキュウベンケイ属
     注.Bryophyllum属の考え方もある

  • 特徴

  •  草丈1.2〜1.5mの多年草。逸出帰化。
     茎は直立し、上部で多くの花茎を出す。
     葉は淡緑色で赤みを帯び、厚く、肉質。
     花は花茎の先に多数下垂する。花冠は円筒形で萼は2.5〜4.5cm、紅色。花冠は下半分が淡緑色〜黄色、上半分は紅色。

  • 分布・生育地

  •  逸出帰化(マダガスカル原産) 沖縄
     路傍、荒地

  • 花期
  • : 12〜3月

  • 撮影月日・場所

  •  2006年3月20日 沖縄県西表島

  • 撮影記

  •  植栽と逸出の区別は難しい。以前は逸出も撮影対象外としていたが、最近は逸出までは掲載しようと撮影している。
     この花は、沖縄ではセイロンベンケイとともによく栽培されている。したがって、民家と離れた路傍で見かけるものも必ずしも逸出とは言えないのかもしれない。
     セイロンベンケイとの違いは、本種のほうが上部で多くの花茎を出して花をつけるので、咲いている姿でも区別ができる。

    同じ科の仲間の花