ツメレンゲ(爪蓮華)

Orostachys japonica


ツメレンゲ

  • 科名・属名

  •  ベンケイソウ科 ツメレンゲ属

  • 特徴

  •  草丈8〜30cmの多年草。
     葉は多肉質でロゼット状につき、披針形で長さ3〜6cm、先端は針状に尖る。色は帯緑白色で赤みを帯びることも多い。
     花はロゼットの中心から塔状の花茎を伸ばし、直径1cm程度の白色の花を密につける。

  • 分布・生育地

  •  本州(関東地方以西)〜九州
     日当たりのいい岩上や屋根上

  • 花期
  • : 10〜11月

  • 撮影月日・場所

  •  1994年11月5日 栃木県下都賀郡
     アップ 2004年10月23日 香川県小豆島

  • 撮影記

  •  花シーズンも最後を迎える晩秋の頃、岩山や海岸の岩場でとうもろこしを立てたような花を見せてくれる。
     日当たりのいい岩の上は乾燥が激しいため他の植物が育たず、また、群生することが多いので花期には遠くからでもよく目立つ。
     ミセバヤを撮影に出かけた小豆島では、手の届く範囲に見られる花はこの花ばかりだった。

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花アップ