ヨコハママンネングサ(横浜万年草)(仮称)

Sedum sp.


ヨコハママンネングサ1


  • 科名・属名 : ベンケイソウ科 マンネングサ属

  • 特徴 :
     草丈3〜10cmの多年草。帰化?
     茎は基部で匍匐し、先は立ち上がる。
     花茎の葉は3個が輪生して密につき、葉身線形で断面は楕円形、長さ3〜6mm、径約1.5mm。上面や縁は微細な突起があってざらつく。
     花は茎頂に集散状につき、径約8mmで淡黄色。花弁は5個、狭披針形〜菱状狭披針形、長さ3〜4mm。萼片は5個、離生。雄しべは10個、長さ2〜3mm、子房は長さ約5mm。
     オカタイトゴメに似るが、葉が3輪生であることが異なる。
     特徴の記述は、「神奈川県植物誌2018」による。

  • 分布・生育地 :
     帰化(原産地不明) (国外;不明)
     道端、空地

  • 花期 : 6〜7月

  • 撮影月日・場所 :
     上・全体1 2024年6月22日  東京都八王子市
     中上・全体2、以下全て    同  上
     (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック)

  • 撮影記 :
     まだ正式に発表されていないため学名も付けられていないが、「神奈川県植物誌2001」で最初に和名(仮称)が載せられている。
     最新の「神奈川県植物誌2018」にも記載されていて、この時点でも原産地は不明とされているが、県内各地で増えているとの記載がある。
     八王子市の南部、道路際の空地に群生していたオカタイトゴメの中に混じり、オカタイトゴメの互生とは異なる3輪生の葉をつけたタイトゴメspが生えていた。
     帰って調べ「神奈川県植物誌」に記載のある本種と判断したが、他の図鑑に記述がないためはっきりしない。

  • 葉

    同じ科の仲間の花
ヨコハママンネングサ2

花序

花