イヌビユ(犬びゆ)Amaranthus lividus var. ascendens |
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草丈50〜70cmの1年草。帰化。 茎は直立し、帯紅色で無毛、稜がある。 葉は互生し、菱状卵形〜菱状広卵形で、長さ2〜5cm。長い柄があり、先は深く窪み凹頭となる。 花は茎頂および葉腋に穂状につき、あまり枝を出さない。花被片は3個、胞果は横に裂けない。 史前帰化(ヨーロッパ原産) 道端、畑 2009年10月31日 東京都日野市 下・葉 同 上 史前帰化(かなり古い時代の帰化で、時期がはっきりしないもの)ということで、帰化植物図鑑などに記載されていない場合も多い。若葉が食用になるということで持ち込まれたものだろうか。 よく似たホナガイヌビユ(アオビユ)とはは葉先の凹みが大きいことで区別されるとあるが、「神奈川県植物誌」では、そのことが必ずしも同定の基準にならないとされている。 さらに、最近はホナガイヌビユ(アオビユ)が多いとされているので、この花も100%本種とは言い切れない。 同じ科の仲間の花 |