センンチノゲイトウ(千日野鶏頭)

Gomphrena celosioides


センンチノゲイトウ

  • 科名・属名
  • : ヒユ科 センニチコウ属

  • 特徴

  •  草丈10〜40cmの1年草。帰化。
     茎は2〜10本が束生してよく分枝し、斜上または匍匐し、全体に長い開出毛がある。
     葉は対生し、へら形〜長卵形で、長さ1.5〜5cm、幅0.5〜2cm。全縁でやや多肉質、両面に毛がある。
     花は茎の先につき、初めは球形、径6〜12mm、後に2.5cm程度に伸びる。花被片は白色、披針形で5個、2個の小苞に包まれる。

  • 分布・生育地

  •  帰化(南アメリカ原産)  荒地、道端

  • 花期
  • : 1年中(本州では7〜8月)

  • 撮影月日・場所

  •  2011年6月25日 東京都小笠原諸島
     下・花   同 上

  • 撮影記

  •  同じ亜熱帯圏にあるといっても、沖縄と小笠原では帰化植物の種類が違う。
     初めて小笠原を訪れた時、道端や荒地に咲いているこの花やオオコゴメスナビキソウは、沖縄ではあまり見かけない帰化植物だった。
     本州でも時々記録はあるようだが、小笠原以外ではまだ定着していないようである。

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花