ビッチュウフウロ(備中風露)

Geranium yoshinoi


ビッチュウフウロ

  • 科名・属名
  • : フウロソウ科 フウロソウ属

  • 特徴

  •  草丈40〜70cmの多年草。
     茎には葉柄とともに下向きの圧毛がある。
     葉は掌状に5深裂し、幅5〜8cm、裂片はさらに1〜2回3出状に切れ込む。
     花は淡紅紫色で、直径約2cm。花柄や小花柄には下向きの圧毛がある。

  • 分布・生育地

  •  本州(長野県、近畿地方、中国地方)
     山の草地、湿地

  • 花期
  • : 8〜11月

  • 撮影月日・場所

  •  2006年8月26日 長野県北安曇郡
     中、花アップ  同 上
     下 茎アップ  同 上

  • 撮影記

  •  ビッチュウ(備中)の和名の通り、岡山県や広島県の湿地に生えるフウロソウの仲間である。ところが、どういうかわけか長野県の北部にも隔離分布している。長野のものは逸出かもしれないが。
     広島県では時間がなくてこの花に会えず、長野まで出かけた。ここには地図を見ても湿地がない、多分水路脇の湿った場所だろうと狙いをつけて探してみる。
     するとタチフウロによく似た紅紫色のフウロソウが目についた。花弁の赤紫色の筋がよく目立つ花だ。本種なら茎や花柄に下向きの圧毛があるはずとルーペで覗くと間違いない。安心して撮影した。

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花アップ

茎アップ