ハマフウロ(浜風露)

Geranium yesoense var. pseudopalustre


ハマフウロ

  • 科名・属名
  • : フウロソウ科 フウロソウ属

  • 特徴

  •  草丈30〜80cmの多年草。
     下部の葉は葉柄があり、5角状楕円形。葉の切れ込みは浅く、茎や葉の毛は短い。
     花は直径2.5〜3cm、淡紅紫色。萼片の開出毛は少ない。

  • 分布・生育地

  •  北海道〜本州(北部) 海岸草原

  • 花期
  • : 7〜9月

  • 撮影月日・場所

  •  1992年7月11日 北海道知床半島

  • 撮影記

  •  北海道や本州北部の海岸草原には本種とよく似たエゾフウロの2種が生える。
     図鑑の記述を見ると、本種のほうが葉の切れ込みが小さく幅が広い、萼片の開出毛が少ないなどとあるが、並べて比較すればともかく、現地ではなかなか判別しがたい。
     この写真も何カットかの写真を比較してエゾフウロと区別したが自信はない。

    同じ科の仲間の花