アオカラムシ(青茎蒸)

Boehmeria nipononivea f. cncoloe


アオカラムシ

  • 科名・属名
  • : イラクサ科 カラムシ属

  • 特徴

  •  草丈1〜1.5mの多年草。
     カラムシの葉裏に白い綿毛が密生して白く見えるのに対し、本種は葉裏に白い綿毛がなく緑色で、アオカラムシの品種となっている。

  • 分布・生育地

  •  本州〜沖縄  原野や人家近く

  • 花期
  • : 7〜9月(沖縄は春から)

  • 撮影月日・場所

  •  2009年9月27日 沖縄県西表島
     中・花   同 上
     下・葉裏   同 上

  • 撮影記

  •  カラムシの葉の裏面は綿毛が密生し、鮮やかな白色でよく目立つ。一方、裏面の綿毛がなく緑色のままのものがあり、アオカラムシという品種とされている。
     海岸でマヤプシキを撮影し道路まで戻る途中、カラムシの花が咲いているのが目に入った。
     葉をひっくり返して見ると、普通なら真っ白のはずの葉裏が緑色だ。カラムシではない、アオの方だ。
     以前なら花があっても気にも留めなかったが、イラクサ科をアップしたあとは何となく気になる。おかげでいくつかの未撮影種に出会うことができた。

    同じ科の仲間の花
花

葉裏