ヒカゲミズ(日陰みず)

Parietaria micrantha


ヒカゲミズ

  • 科名・属名
  • : イラクサ科 ヒカゲミズ属

  • 特徴

  •  草丈10〜20cmの1年草。
     茎は軟弱で、分枝し曲がった短毛が密生する。
     葉は互生し、卵形で長さ1〜2cm、先は鈍形、同長の葉柄がある。
     花は単性であるが、時に両性花がある。花は葉腋につき、両性花と雄花は花被片4個、雌花は筒状。

  • 分布・生育地

  •  本州(関東、中部地方) 深山の林下

  • 花期
  • : 8〜9月

  • 撮影月日・場所

  •  2004年9月2日 埼玉県
     アップ  同 上

  • 撮影記

  •  図鑑では深山の林下に咲くとあるが、この花もタチゲヒカゲミズも、同じようなオーバーハングや洞窟状になった場所に生えている。温度や湿度がこの植物の生育に合っているのだろうか。
     どちらも普通にある植物ではなく、花も写真のように葉腋に目立たなくつくので、よほどの物好きでなければ気がつくことは少ない。
     花仲間の案内で雨の中の撮影、洞窟内のため傘の必要はなかったものの、小さい花はピントが合いづらく、いい写真にならなかった。

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花アップ