ヒメウワバミソウ(姫蟒蛇草)Elatostema umbellatum |
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草丈20〜30cmの多年草。 茎は多汁で、斜めに立つか、斜面に垂れ下がることが多く、紫色を帯びることがある。 葉は互生し、歪んだ卵状長楕円形で長さ3〜6cm。先はウワバミソウより長く尾状に伸び、縁には5対以下の鋸歯がある。 花は雌雄異株で葉腋につき、緑白色。雄花序には長さ1〜3cmの柄があるが、雌花序にはない。 果実表面に突点が多い。 本州(関東地方以西)〜九州 山地の沢沿いなど湿った場所 2005年4月29日 佐賀県杵島郡 雄花 1995年5月14日 東京都高尾山 ウワバミソウに似ているが、葉の先が尾状に伸びるという違いや、鋸歯の数が少ないという特徴があるが、ウワバミソウの貧弱な株との区別は難しい。 西日本に分布の中心があるが、いずれにしても同定の厄介な花である。 同じ科の仲間の花 |