ヤマトキホコリ(山時ほこり)Elatostema laetevirens |
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草丈20〜40cmの多年草。 茎はほとんど無毛。 葉は互生し歪んだ長楕円形で、長さ5〜10cm。先はとがるが尾状にならず、縁には鈍鋸歯があり、両面に毛がある。乾くと黄緑色になる。 雌雄同株で、雄花と雌花が混じり、花序は球形で柄がないが、時に有柄の雄花序がでることもある。 北海道〜九州 山地の湿地 2009年9月20日 石川県金沢市 下・花 同 上 道端に気をつけながら登っていくと、地面を覆うように広がるこの花の群落が目に入った。花の時期もちょうどいいようだった。 ウワバミソウに似ているが、葉の湾曲が大きく、花期も秋と異なっている。 イラクサ科を整理していて未撮影種が沢山あることに気づき、その後注意してみると、思いの外多くの花に出会うことができた。 花といっても人目をひく花ばかりではない。こんな地味な花もあり、撮影者のその時々の興味の置き具合によって、目に入ったり入らなかったりする。なかなか全てに目を行き届かせるのは難しいものだ。 同じ科の仲間の花 |