コミヤマカタバミ(小深山傍食)

Oxalis acetosella


コミヤマカタバミ

  • 科名・属名
  • : カタバミ科 カタバミ属

  • 特徴

  •  草丈5〜15cmの多年草。
     根茎は細長くて分枝し、その咲きに1〜数個の葉を束生する。
     葉や葉柄にはほとんど毛はなく、倒心形で角の丸い3枚の小葉をつける。
     花茎は葉よりも高く、先端に1個、白くて紫色の筋のある花をつける。

  • 分布・生育地

  •  北海道〜九州 亜高山の針葉樹林下

  • 花期
  • : 6〜8月

  • 撮影月日・場所

  •  1982年5月16日 北海道アポイ岳

  • 撮影記

  •  ミヤマカタバミによく似ているが、花柄や葉柄にほとんど毛がなく、根茎が細長いことで区別される。
     この写真は春先のアポイ岳で写した標準タイプの白花せであるが、尾瀬で見た花は薄っすらピンクを帯びていて美しかった。

    同じ科の仲間の花