オオヤマカタバミ(大山傍食)

Oxalis obtriangulata


オオヤマカタバミ1

  • 科名・属名
  • : カタバミ科 カタバミ属

  • 特徴

  •  草丈5〜25cmの多年草。
     地下茎は横に這い、1〜2個の葉と、1〜2本の花茎をつける。
     葉は長さ4〜25cmの葉柄の先に3小葉をつける。小葉は倒三角形で幅3〜6cmと大きい。縁は切形。
     花は葉の展開に先立ち、長い花柄の先に直径2.5〜3.5cmの白色の花をつける。花弁には紫色の筋が入る。

  • 分布・生育地

  •  本州(中部地方)、九州 山地の林下

  • 花期
  • : 4月

  • 撮影月日・場所

  •  1997年3月30日 山梨県甲府市
     アップ 1994年4月24日 長野県諏訪郡

  • 撮影記

  •  この花の特徴は、下の写真のように逆三角形で先が切り落とされたような葉である。花の時期でなくてもこの特徴的な葉でわかる。
     この写真も前年葉を見つけ、翌年春撮影したものである。
     葉の展開に先立って咲く下向きの白い花も、花弁の内側には赤紫色の筋が入り特徴的だ。
     この場所には、イブキスミレも咲き出していた。

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オオヤマカタバミ2