キケマン(黄華鬘)

Corydalis heterocarpa var. japonica


キケマン

  • 科名・属名 : ケシ科 キケマン属

  • 特徴 :
     草丈50〜70cmの2年草。
     茎は円くて太く、中空で赤みを帯びる。
     葉は2〜3回3出複葉で、小葉は深裂し欠刻がある。
     花は総状花序に多数つき、黄色。
     果実(刮ハ)は狭披針形で、ほとんど数珠状にならず、種子は2列に並ぶ。
     母種のツクシキケマンに似るが、より大型で花の距が短く、刮ハが数珠状にならない。

  • 分布・生育地 :
     本州(関東地方以西)〜沖縄
     海岸や低地の草地、荒地

  • 花期 :  3〜6月

  • 撮影月日・場所 :
     1988年4月3日  高知県室戸岬
     中・花 1989年3月26日    同  上
     下・果実 2014年5月8日  兵庫県佐用郡

  • 撮影記 :
     太くて赤い茎や厚い葉が、いかにも海岸近くの植物という感じだ。
     まだ花の少ない室戸岬の海岸沿いの岩場に、がっしりした姿を見せていた。
     関東近郊でも、海岸近くの岩場などで見かける。
     黄色い花をつけるこの仲間は、種類が多く区別しにくいが、果実(刮ハ)の形で見分けられる。
     花の下にぶら下がっている披針形のものが果実(刮ハ)で、ツクシキケマンのように数珠状にならない。

  • 同じ科の仲間の花
花

果実