キンキエンゴサク(近畿延胡索)

Corydalis papilligera


キンキエンゴサク1

  • 科名・属名
  • : ケシ科 キケマン属

  • 特徴

  •  草丈10〜20cmの多年草。
     葉は3〜4回3出複葉。小葉は卵円形〜線形で、長さ5〜8mm。
     花は少数つき、長さ15〜25mmで青紫色。苞は多少の歯牙または欠刻がある。
     ヤマエンゴサクに似ているが、全体に繊細で、種子に乳頭状の突起がある。

  • 分布・生育地

  •  本州〜九州 山地の林下

  • 花期
  • : 4〜5月

  • 撮影月日・場所

  •  1996年5月11日 静岡県安倍峠
     アップ 2002年4月13日 福井県三方郡
     下は拡大写真あり(写真をクリック)

  • 撮影記

  •  ヤマエンゴサクに比べると、全体に小振りで、見た目でも少し違うことがわかる。
      別の花の撮影で出かけ、歩いているうちに道端でふと出会うというのがこの花との出会いのパターンである。
      福井県でも静岡県でも、出会いはいつものパターンだった。

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キンキエンゴサク2