ミヤマキケマン(深山黄華鬘)

Corydalis pallida var. tenuis


ミヤマキケマン1

  • 科名・属名
  • : ケシ科 キケマン属

  • 特徴

  •  草丈20〜45cmの2年草。
     茎は丸く、下方で分枝し斜上する。
     葉は1〜2回羽状複葉、小葉は広卵形でさらに深裂し、欠刻がある。
     花は長さ3〜10cmの総状花序に多数つき、黄色で長さ20〜23mm。
     刮ハは線形で、長さ2〜3cm、数珠状になる。
     母種のフウロケマンに比べると、大きくて丈夫である。

  • 分布・生育地

  •  本州(近畿地方以東)
     山地の林縁、草地

  • 花期
  • : 4〜6月

  • 撮影月日・場所

  •  1993年4月11日 埼玉県秩父市
     中 2009年4月5日 兵庫県豊岡市年月日
     下左・花 2013年4月15日 東京都高尾山
     下右・葉   同 上

  • 撮影記

  •  春先、花の少ない山道を歩くと、道路際や裸地などに群生していることが多い。深山とあるが、低山でよく見かける。
     近畿地方以東の本州に分布し、西日本に分布するフウロケマンに比べると大きくて花数も多くにぎやかだ。

    葉

    同じ科の仲間の花
ミヤマキケマン2

花