ボタンヅル(牡丹蔓)Clematis apifolia |
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キンポウゲ科 センニンソウ属 つる性の半低木。 葉は1回3出複葉、小葉は卵形〜広卵形で長さ3.5〜7cm。先は鋭く尖り、縁には不揃いの鋸歯がある。 花は今年伸びた枝の葉腋から3出集散状の花序を出して多数つき、花弁はなく花弁状で長楕円形の萼片が4個、十字形に開き、径1.5〜2cm、白色で上向きに咲く。萼片の外側に灰白色の短毛がある。 果実(痩果)は卵形で長さ約4mm、開出毛がある。花後、花柱が長さ1〜1.2cmに伸び長い白毛がある。 本州〜九州 日当たりのよい林縁 1983年8月14日 千葉県君津市 中・花 2005年8月28日 東京都高尾山 下・痩果 2006年10月28日 同 上 夏の終わりから秋にかけて、林縁や草むらなどに絡み付いて咲いている。 よく似たセンニンソウとは葉の形が違い、本種の葉は裂けて鋸歯がある。 「葉にギザギザがあるのが、濁点のあるボタンヅル」と区別するのが覚えやすい。 同じ科の仲間の花 |
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