センニンソウ(仙人草)

Clematis terniflora


センニンソウ1

  • 科名・属名

  •  キンポウゲ科 センニンソウ属

  • 特徴

  •  つる性の半低木。
     葉は対生し、3〜7個(普通5個)の小葉からなる羽状複葉で、小葉は卵形〜卵円形、長さ3〜7cm。質は厚くてやや光沢があり、先端は小さく突出し、しばしば下部の小葉は2〜3片に切れ込むが鋸歯はない。
     花は枝の先や葉腋から3出集散状の花序を出して多数つき、全体として大きな円錐花序となる。花弁はなく、花弁状で倒披針形の萼片は4個、白色で径2〜3cm、上を向いて十字形に開く。萼片の縁に白い毛を密生する。
     果実(痩果)は楕円状卵形、長さ7〜8mm。花後、花柱は2.5〜3cmに伸び、銀白色の長毛が密生する。

  • 分布・生育地

  •  北海道(南部)〜沖縄
     日当たりのいい林縁、草地

  • 花期
  • :   8〜9月

  • 撮影月日・場所

  •  2005年8月28日  八王子市高尾山
     中上 1993年8月21日 茨城県水海道市
     中上は拡大写真あり(写真をクリック)
     中下 2005年8月28日  八王子市高尾山
     下左・果実 2014年11月7日  千葉県清澄山
     下右・葉 2005年8月28日  八王子市高尾山

  • 撮影記

  •  同じように広く分布し、よく似たボタンヅルは、葉が裂け鋸歯があるので区別できる。
     センニンソウ属は、花が終わると毛のような実をつける。
     本州にはこの仲間はそう多くないが、琉球列島には春先に咲くものから、萼片が紫色のものまで何種も知られている。

    葉

    同じ科の仲間の花
センニンソウ2

花


果実(痩果)