エゾノハクサンイチゲ(蝦夷之白山一華)

Anemone narcissiflora var. sachalinensis


エゾノハクサンイチゲ

  • 科名・属名

  •  キンポウゲ科 イチリンソウ属

  • 特徴

  •  草丈15〜40cmの多年草。
     花は白色でハクサンイチゲによく似るが、果柄が4〜8cmと短く、 小葉には柄があり、欠刻は幅が広く先は鈍いところが相違点。

  • 分布・生育地

  •  北海道〜本州(東北地方)
     高山帯の湿った草原

  • 花期
  • : 6〜8月

  • 撮影月日・場所

  •  1983年6月12日 北海道礼文島
     下  同 上

  • 撮影記

  •  本州の高山帯にはハクサンイチゲがあるのに対し、東北地方から北海道には本種が分布する。
     この写真を撮った北海道の礼文島では、緯度の高いせいもあり海が見える海岸草原に咲いている。
     中にはアップの写真のように八重咲きの花もあった。

    同じ科の仲間の花
八重の花