エゾミヤマハンショウヅル(蝦夷深山半鐘蔓)

Clematis ochotensis var. ochotensis



  • 科名・属名 : キンポウゲ科 センニンソウ属

  • 特徴 :
     長さ30〜100cmのつる性木本植物。
     ミヤマハンショウヅルとは変種関係にあり、花弁の幅が広いこと、萼片の縁の毛の密度が低いことが違いとされる。

  • 分布・生育地 :
     北海道 (国外:中国(東北部)、サハリン、千島列島、カムチャッカ半島、シベリア東部)
     高山帯の針葉樹の林縁や低木に巻きつく

  • 花期 :  7〜8月

  • 撮影月日・場所 :
     上・全体 1986年6月28日  北海道崕山
     (上は拡大写真あり、写真をクリック)
     中・花、下・葉    同  上

  • 撮影記 :
     以前はミヤマハンショウヅルとされていた北海道産であるが、最新のAPG分類では変種とされているので、ここでも別種としてアップした。
     いい写真とは言えないが、夕張山地の崕山という石灰岩の山で撮影したもので、ミヤマハンショウヅルと思っていたうえ、この山の希少種にばかり目が行ってわずかなカットしか撮影していなかった。
     他にも産地はあるはずなのに、ここ以外で撮影した記録がない。早くいい写真に差し替えしたい。

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花

葉