エゾノリュウキンカ(蝦夷之立金花)Calta palustris var. barthei |
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草丈50〜80cmの多年草。 茎はよく分枝して直立する。 根出葉は腎形、幅10〜30cm、縁には規則的に細かい三角状の鋸歯がある。 花は茎頂に4〜8個つけ、黄色で径3.5cm程度と大きい。花柄は果実時には6〜12cmに伸びる。 リュウキンカに似るが、全体に大型で花も大きい。 本州北部〜北海道 浅い水中や湿地 1981年7月22日 北海道大雪山 花 2007年5月14日 北海道雨竜郡 リュキンカが本州〜九州に分布しているのに対し、本種は本州北部から北海道にかけて分布している。 夏山シーズンに大雪山に登ると、雪渓から流れ出した沢沿に流れに沿ってこの花が群生しているのを見かける。 高山でなければ見られない訳ではないものの、他の高山植物を見るついでにこの花が見られ、本州からの登山者にとっては都合が良い。 低地では5月頃にはもう花を咲かせ、北海道ではヤチブキと呼び、山菜として食している。 同じ科の仲間の花 |