ハコネシロカネソウ(箱根白金草)

Dichocarpum hakonense


ハコネシロカネソウ1

  • 科名・属名
  • : キンポウゲ科 シロカネソウ属

  • 特徴

  •  草丈10〜20cmの多年草。
     根茎は短く、横に這う。
     茎葉は対生し、小葉は菱状卵形で、縦と横の長さがほぼ同じで円みがあり、欠刻状の鋸歯がある。
     花は白色で小さく、やや横向きに咲き、全開しない場合もある。

  • 分布・生育地

  •  本州(神奈川県、静岡県)
     温帯〜暖帯林の林下

  • 花期
  • : 4〜5月

  • 撮影月日・場所

  •  1993年4月25日 神奈川県足柄下郡
     中 2013年4月17日 神奈川県箱根
     下左・花、下右・葉   同 上

  • 撮影記

  •  箱根の和名が付いている通り、ここを中心にした狭い範囲にしか分布していない。
     もう少し分布域の広いツルシロカネソウ(シロカネソウ)とよく似ているため混同されている場合が多い。
     ツルシロカネソウと比較すると、地下茎が短く、花はやや小さく、小葉は縦と横の長さがほぼ同じで円みがあることが相違点。

    葉

    同じ科の仲間の花
ハコネシロカネソウ2

花