ヒルゼンバイカモ(蒜山梅花藻)Ranunculus nipponicus var. okayamensis |
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草丈1〜2mの多年草。 葉は互生し、葉身は長さ約8cm、3〜4回3出し、更に細裂して糸状の裂片となり、全体は房状になる。葉柄は長さ約3cm。 花は葉腋に単生し、花弁は5個、白色で薄くて光沢がなく、径約1.5cm。雌しべ雄しべは多数あり、花床の長毛がある。花柄は長さ3〜5cm、花後更に伸長する。 果実(そう果)は長さ1.5〜2.2mm。背面に短毛がある。 バイカモと同一視する考え方もあるが、葉や葉柄の長さが際立って長いという特徴がある。 本州(中国地方) 水路、湧水池の浅くてきれいな流水中 2013年9月15日 広島県庄原市 中・花、下・葉 同 上 特徴の項でも書いたが、バイカモとは葉や葉柄の長さが際立って長いこと、中国地方の河川に特徴的に見られることから別種とする考え方に従った。 山間の小さな水路、急な流れの中にバイカモの白い花が点々と咲いていた。 前日から引き続く雨のせいか水量はかなり多く、花弁には水滴がつき、水中に沈んでいる花も多く見られた。 雨の中、特徴である葉や葉柄の長さを確認するため、水中から葉を引き上げて撮影した。 同じ科の仲間の花 |
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