イヌショウマ(犬升麻)

Cimicifuga japonica


イヌショウマ

  • 科名・属名

  •  キンポウゲ科 サラシナショウマ属

  • 特徴

  •  草丈60〜90cmの多年草。
     根出葉は普通2回3出複葉で円心形、長さ6〜10cm。3〜5に浅裂し、裂片には不揃いの鋸歯があり、表面の脈上に短い毛が生える。茎葉は退化している。
     花は単一か下部で枝分かれした茎の先に穂状花序になり、白い小さな花を多数咲かせる。萼は広楕円形で長さ4〜6mm、花弁はほぼ同じ長さで先は2浅裂し、雄蕊は7〜8mm。萼と花弁は花時には落ちる。
     果実(袋果)は長さ5〜6mm。

  • 分布・生育地

  •  本州(関東地方〜近畿地方)
     山地や丘陵の湿った所

  • 花期
  • : 8〜9月

  • 撮影月日・場所

  •  2012年9月27日 東京都八王子市南高尾
     下・花   同 上

  • 撮影記

  •  秋、浅い山や丘陵を歩くと、暗く湿った林下や林縁で白い穂状の花を咲かせている。
     関東辺りではありふれた花であるが、分布は関東〜近畿地方までと以外に広くない。
     同じ頃山地に生えるオオバショウマによく似ているが、本種のほうが低い山に生え、葉の表面脈上に毛の生えること、葉の切れ込みが3〜5と少ないことなどが相違点で、葉のつき方が2回3出複葉がほとんどである点も異なる。

    同じ科の仲間の花
花