イワカラマツ(岩唐松)Thalictrum sekimotoanum |
|
草丈50〜150cmの多年草。 花弁はなく、黄緑色の花糸が糸状になるなどアキカラマツによく似ているが、茎、葉柄、小葉の両面、花序、萼などに極小さな腺毛が密生して粘る。 花期も秋ではなく、6月ごろである。 別名 ナツカラマツ。 本州(東北、関東北部、長野、香川) 日当たりのいい岩壁や礫地 2006年6月25日 栃木県下都賀郡 中、下 同 上 何の予備知識もなくこの花を見たのなら「花期の早いアキカラマツがあるな」くらいにしか思わないだろう。そのくらいそっくりである。 茎や葉柄、葉などに腺毛が生え、粘るという特徴がある。 本州でも何県かにしか分布していない花で、日光へ出かけたついでに生育地に立ち寄ってみた。 多分ここだろうと思っていた場所に、一面この花が咲き花期もちょうど良かった。ただ藪蚊が多く、片手で蚊を追いながらの撮影となった。 カラマツソウの花の萼は、草落性(花が咲くとすぐに落ちる)のものが多くこの花もそうであるが、中の花の写真では、いくつかの花にまだ白い萼が残っている。 同じ科の仲間の花 |
|