ケハンショウヅル(毛半鐘蔓)Clematis japonica var. villosula |
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つる性の木本植物。 葉は1回3出複葉、小葉は卵形で長さ2〜3cm。先は鋭頭〜鋭尖頭で、粗い鋸歯がある。 花はその年に出た枝の先に集散状に2〜3個つき、鐘形で下を向いて咲き、萼片は4個、紫褐色で外面には淡紫褐色の毛が生える。 ハンショウヅルに似るが、萼片の外面全体に淡黄褐色の毛があることが異なる。 本州(中国地方)〜九州 林縁、林の中 2009年6月12日 熊本県阿蘇 中、下・花 同 上 登山道を詰めていくと、足元に紫色の花弁が数枚落ちているのに気がついた。見上げると、林縁に巻きついた蔓から淡紫色の半鐘が何個かぶら下がっている。 ハンショウヅルの変種で、萼片の外側に毛の多いのが特徴とされている本種だ。 今日の目的の一つだったが、飛行機の遅れもあって、見つけたのはもう4時を回っていた。 邪魔な夕日が雲に隠れるのを待って撮影したが、風も強かったこともあり、出来上がりを見たらブレているカットが多かった。 同じ科の仲間の花 |
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