キタダケキンポウゲ(北岳金鳳花)

Ranunculus kitadakeanus


キタダケキンポウゲ1

  • 科名・属名
  • : キンポウゲ科 キンポウゲ属

  • 特徴

  •  草丈8〜20cmの多年草。
     茎や葉柄には白い毛がある。
     葉は細かく裂け、長さ1〜2.5cmの細い糸状になる。
     花は黄色で茎の先に1個つき、大きさ1.5cm程度、萼片の外側に白い毛が生える。

  • 分布・生育地

  •  本州(南アルプス北岳)  高山の礫地

  • 花期
  • : 7〜8月

  • 撮影月日・場所

  •  2011年7月26日 山梨県北岳
     下 1979年8月16日   同 上

  • 撮影記

  •  南アルプス北岳の稜線付近の岩場の陰で咲いている。環境が厳しいこともあり、草丈も低く気をつけていなければ見逃してしまう。
     同じような仲間に八ヶ岳に咲くヤツガタケキンポウゲがあり、いずれの花もなかなかお目にかかれる機会は少ない。
     以前アップしていたのは貧弱な株だったので、何とかいい株をと考えていたが、2011年やっと撮り直しをすることができた。

    同じ科の仲間の花
キタダケキンポウゲ2