キタザワブシ(北沢附子)

Aconitum nipponicum subsp. micranthum


キタザワブシ1

  • 科名・属名 : キンポウゲ科 トリカブト属

  • 特徴 :
     草丈30〜150cmの多年草。
     本州中部の日本海側に分布するミヤマトリカブトの亜種で、茎葉が3深裂し、花序が散房状〜総状になる。
     また、花は青紫色で、雄しべにはあらい毛が密生、雌しべは無毛または屈毛〜斜上毛がある。花柄には屈毛がある。
     雄しべの無毛ものを、サクライウズと呼ぶ。

  • 分布・生育地 :
     本州(日光、関東山地、中央・南アルプス、御岳山) (国外:日本固有)
     亜高山帯〜高山帯の草地

  • 花期 :   8〜9月

  • 撮影月日・場所 :
     上・全体1 1996年9月16日 長野県南アルプス山麓
     中上・全体2 2016年8月25日  群馬県利根郡
     (上、中は拡大写真あり、写真をクリック)
     下・花、以下全て    同  上
     下右 年月日  

  • 撮影記 :
     本州中部でも日本海側に分布するミヤマトリカブトに対し、南部の太平洋側の山岳に分布する。
     最初に撮影したのは南アルプスの山麓、その時は同定にあまり自信はなかった。
     その後、群馬県北部の林下で久し振りに出会ったが、今度は違いをしっかり認識しながら撮影した。

  • 葉

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キタザワブシ2

花

花柄