コバノボタンヅル(小葉之牡丹蔓)

Clematis pierotil


コバノボタンヅル1

  • 科名・属名

  •  キンポウゲ科 センニンソウ属

  • 特徴

  •  る性の木本植物。
     葉は2回3出複葉で、小葉は卵形で3裂し大きな鋸歯がある。
     花は今年伸びた枝の腋から集散花序をだし、白色で上向きの花を1〜3個つける。花弁はなく4個の萼片は平開し、径3〜4cm、萼片の縁には細かい白毛がある。

  • 分布・生育地

  •  四国、九州、沖縄   林縁

  • 花期
  • : 8〜10月

  • 撮影月日・場所

  •  2008年10月5日 鹿児島県屋久島
     下 1994年9月23日 鹿児島県奄美大島

  • 撮影記

  •  ボタンヅルの仲間は全国にあるものの、西日本に種類が多い。
     この花も四国より南に分布しており、よく似たボタンヅルに比べ花の数が1〜3個と少なく、多数つくボタンヅルと異なる。
     また、萼片の長さも1.5cm以上あり、1cm以下のボタンヅルとは異なる。

    同じ科の仲間の花
コバノボタンヅル2